値引きは自力でしてください。某敏腕営業レディーの一言に思ふ。
"値引きは自力でしてください。"
という言葉、めいほうラテンミーティングの際に、お客さんのお子様がお手伝いしてくれたときに出た名言。 は名言でいいんですが、そこで思う一考察。 大抵の売り物は、売価が設定されていて、その売価は仕入れ値がついて廻って、その差額で小売店がご飯喰ってる。 で、小売店は、そのくらいの値段だったら宜しかろう、ニーズもありましょう、というモノを揃えて売っている。 昨今、流通業者苛めも極限に達して、どこでも買えるモノを売ってる専門的知識のない業者は、差別化に悩み、結局その差別化を価格にのみ拘泥するようになる。消費者も同じくで、同じものが複数から購入できるのであれば、そこに専門的な知識を必要としないのであれば、やはり価格に拘泥するようになる。 白物家電みたいなモノであれば、それはそれでイイと思いますよ。それが自然の摂理だし、私もヤ@ダ電機行きますし。(笑) でもそれが、一部のヒトにしか用を為さない、専門的な知識が必要であったり、えらくマニアックな商品であったらどうか? 流通量も限られるし、そんな大して売れないモノにコストダウンなんか図りようもないし。下手にカッコばっかつけてたらそのパッケージやら広告宣伝費がモノの値段に跳ね返ってくるし・・・ 私が好んで扱うモノは、そんなものばっかしです。 そんなものだから、はなっから安くできるモノは安くしてます。安けりゃ売れるし売りやすいのは周知の事実。できることならそうしてます。が、できないからその価格になってるわけで。そこにその価格なりの価値を認めて貰えないのであれば、他のモノを検討いただくのが宜しかろう。 所詮、値引きせな売れないモノであれば、それが4万円で採算取れるのなら、5万円って提示しておいて、今なら2割引、という訴求をすれば、2割引を欲しいヒトが買います。値付けしたひとはほくそ笑みます。5万円じゃその価格相応の価値があると説明できないヒトでも売れます。ヒトじゃなくても売れます。 実際のところは、その程度です。あなかたその商品に対して持っている価値をお金に換算して、合うかどうか、ですから。いくら引いて貰おうがその価値がなかったら買わない方が宜し。ましてや、掛け値で今買えばいくら、みたいな売り方してるモノの価値ってそもそも怪しく思えないですか?(暴言) まぁそんなこと言っても、私も在庫品見切ったら、今だったらこんなんでイカガ?ってやることもありますから、やはり、 "値引きは自力でしてください" 運がよければ、在庫処分品が多少安く買えるかもね。それが欲しいのであれば。 signale a : 火 - 6月 6, 200601:13 午後 supérieure |