REINCARNATION


Boomerangとどっちにしようか悩みましたが、カコイイ方にしておこう。
ちょうど山下久美子のREINCARNATIONがかかってるし。

この私共の偏った品揃えは、得てして不思議なコトを引き起こします。

あるちょっとレアなクルマ乗ってお越し頂いたお客さんの、クルマをしげしげ眺めてみると、なんか見たことがある。
実は私が前職の頃に新車や中古車で納めたものが、巡り巡ってここでご対面、とか。
もっとすごいのは、納めたときからお客さんが転居してて、その転居先がここのすっごい近くだったり。

そんなん、レアケースだと思うでしょう?世の中に幾千幾万のクルマが居て、その中の10%が輸入車で、そのうちやっぱし10%に満たないラテン車の、そのまた10%に満たないケッタイなクルマ。(パーセンテージは適当な推測です。)

でも、類は友を呼ぶというか、引き合わせてしまうというか、そういったクルマは帰るトコに帰るというか。
それがお客さんと非常に仲がよいから帰ってくる、てのもあるんですが、全くの偶然で遭遇してしまう、みたいな。
ほんと、少なからずなんです。年に数台見るんです。そういうの。
どこどこにこんなクルマが居てさぁ、あぁ、それ多分私が売った車、なんてのは全然レアケースではない。

過去何台クルマを売ったかは、数えたことナイですが、波はあるが年に20~30台は売ってたと思うから、十数年で多分トータル数百台だと思う。それらの殆ど、自分で触ってるから余計に、クルマ触らずに売ろうなんてそんなコト私には出来ませんですから、それがしいろんなこと覚えている。
お話ししたお客さんの顔もそうだし、クルマ自体何をどうしたもそうだし。ただ、割と健忘ーズなので、名前は浮かんでこないコトが多い。全てが完璧ではないです。単一車種を沢山売った場合、106 RALLYEやKangoo、Clio RSあたりは混乱してたりします。それはご容赦ください。
また、前職との兼ね合い上、そういったお客様にこちらから積極的に声かけることは、怖くてようやれません。事情はご賢察ください。

縁とは恐ろしいモノで。でも、そいだけ思い入れがあれば、それはきっと物理的心情的にも、きっとツルシじゃないクルマですから。それ相応に臨まねばね、失礼にあたります。

signale a : 土 - 8月 18, 200706:47 午後        supérieure     


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