alignement de roue

いわゆる、ホイールアライメント。

クルマって実は割と曖昧な部分があって、それはメーカー毎”公差”として”だいたいこのあたり”という誤差範囲が指定されてます。
その範囲内で組み立てられているわけだから、結果個体差はどうしても出てくる。
けれども、やはりクルマを作っている側は使っている私たちより遥かに賢いので、実用上差し支えない範囲の誤差になっているはず。

なのだけれども・・・

それが経年の変化で、許容の範囲を超えてくる場合もある。
極端なことを言えば、タイヤも減ってくれば、そう、5mm減れば直径で1cm変わる。タイヤの内側と外側で摩耗度合いが違えは・・・
(以下延々と、はこの際おいといて。)

でもそれじゃあわかりやすいとこで、それが外周でどれだけの差になるかというと、えーと3.14掛けて・・・(という計算はすいません、やってみてください。この場合影響するのはスピードメーターの数値ですね。だから、結果、スピードメーターにも誤差はある訳ですよ。)

じゃあ、ホイール・タイヤに微妙にネガがポジのキャンバーがついてる場合、そもそもタイヤの撓みありーの各部ゴムブッシュの撓みありーの・・・
そもそも新車の時は適正値であったキャスターも、ストラット上側のマウントが撓んでいれば、自ずと変化してくるわけだし・・・

延々と続きーの、考えてみればアタリマエだと気づきーの、その結果・・・
まぁ実際の所は想定範囲内の差だったりもしますが・・・

でも、、、車検の際とか、車高を変えた場合は、最低限サイドスリップの測定調整は行った方がいい、というか、やらなあかん。同時に、ステアリングのセンターの調整も合わせて行う、べき。(の、ハズ)
(実際、車検時のサイドスリップ測定調整もそれ相応のトコに持っていってやります。同時に、ステアリングのセンターの調整も。手間を惜しんで片側だけでぼう(調整する)と、直進時にハンドルがどっちか傾たいでるって結果になる。スタビリティを旨とするイム車でこれ如何に?安い仕事や手抜きな仕事だと自ずと見て取れよう。(頼んだトコにもっていってね。))

だがそれらは、あくまで日本の車検制度におかれまして必須な最低限な構造要件で、さほど厳密なものではない。そう、サイドスリップは、何メートルタイヤが転がると何ミリズレるかの値なだけ、なので。)

さーてここまででも、面妖な用語が羅列されてますが、敢えて説明はしないです。ヤヤコスィくなるだけ、なので。

で、まぁ、車が健康体で、さして乗って見ても別段おかしくない、事故したわけでもない、過大なショックを車に与えたわけでもない。であれば、普通に乗るには、その範囲で充分用は為すのです。

が、それ以上に、疑惑を持った場合。

例えば、直進安定性に難がある、とか、過去ぶっけたことがある、とか・・・また、ショックアブソーバーを刷新した、各サスペンションマウント換えた、タイヤも換えた、この際だから完璧を目指したい、等々のご要望の場合に・・・

多岐にわたる項目の測定調整、いわゆる、ホイールアライメントを取ってみよう、ということになる。

が、それには、それ相応の立派な設備と知識技術が必要であって、私のような零細クルマ屋がそんな設備は持ってません。

なので、専門の所にお願いして相談の上、進めていきます。

株式会社 港北自動車 中部アライメントセンター

で、現況を確認した上、調整すべき所は調整する。が、できない所もある。あっち立てればこっち立たずな場合もある。その場合は左右の均衡を取れるよう様々な方策を施す。

今時のクルマは調整できるトコが少ないからねぇ・・・
ストラットとかダブルウィッシュボーンとかトレーリング、セミトレーリング等々、サスペンションの種別に応じて・・・

その道のプロが、この辺りでしょうというところへ調整して貰う、と。

結果は調整前調整後の数値がこういうレポートになって帰ってくる。

まぁこれでいいんだろうな。というか、数値難しすぎてよくわかりません。(笑)
詳しくはここここを熟読して理解してください。(私にはちと難しい。)

あ、どうせやるなら、足やタイヤがちゃんとした状態でやりましょうね。その辺が適当な状態で合わせても、どうかってのはご賢察頂けるとおり。減ったタイヤやヘタった足でやってもドーカですよ。
同じく、足を換えたり車高を落としたり現車設計時と異なるタイヤサイズ・ホイールサイズになっていたりすると、想像にたやすくでしょうが、各数値は変わってきますから。その辺は本職の経験則を加味して合わせていくようですよ。

体感的にどれくらい違うかは、日々乗られているオーナーさんじゃないとわかりにくいんだろうなぁ・・・
でも、数値でそれが出るのが好きな方も見えるでしょうし。でも、公差はありますよ。どうにもならんとこもあります。それはご了承いただかないと・・・

また、合わせたからって主観に関わる部分が改善するかってのはまた別でしょうし・・・

そもそも、水はけを考慮して、中央線を頂点にして歩道に向かって微妙に坂になっている場合が多い日本の道路とか、轍に取られやすいとか、取られてるとか、そもそも道には轍があるとか・・・解決策は国土交通省へ陳情、なのかな?
そうでなくとも、わざわざ好きこのんで薄い太いタイヤに換えてるとか、やったら不要なくらいハイグリップなタイヤ履いてるとか、そりゃ轍に取られますので。そうでなくても、要求レベルの高さに相応しない価格のタイヤを履いてるとか・・・そんなんコニシティ(タイヤ単体での変形による左右の高さの差)出てきてもアタリマエな話ですし・・・それは別ジャンルの話になってしまいますので・・・
で、センターの遊びがシビア気味な気がするクルマとか、そもそもその辺のリニアさを売りにしているタイヤとかだと、気になってしょうがないかも。
(なんとなく、輸入タイヤってそんな気がする。と、ハイトの低い(扁平な)タイヤとか、ホイールで引っ張ってるタイヤも、なんとなくそんな気がする。だから気にしすぎな場合は、その辺を考慮してる国産の一般的なタイヤがイイと思うよ。)

でも、気になっている方はいちど試してみるのも、いいかも。

ツボにはまると、どえらぃくまっつぐ走ってくようになるので、お勧めデスよぅ。

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