間違い電話・FAXと、モノの買い方。

諦めの境地まで至ってますが・・・

私どものトコに頻繁にくる間違いFAX。

名古屋市内某所にある化粧品屋さん。割と大きい百貨店のお店だとオモワレですが、そこから、その化粧品会社本社宛(とオモワレ)へのFAX。

原因はわかってます。Fax機への番号入力間違い。それがなぜかココにきちゃう。

最初は間違ってますよと返信してたりしましたが、コト過去4年間、忘れた頃に、でも頻繁に来るので、もうここしばらくは来ても放置してます。

ある意味、ごめんなさい。でもこれは素朴な間違い。

私どものトコに頻繁にくる間違い電話。

私どもがデルファイ・ロッキードだと思いこんでの電話。あながち間違ってない。いち販売店だから。

デルファイ・ロッキード、かつては車用の安価な社外品を扱っていましたが、本社の意向かなんだかで、日本から撤退したのが2~3年前?
で、その後をディクセルという名称で安価な社外品を扱ってます。

で、私のトコも取扱があったものだから、Webに載っけてて、削除すればいいんだけど、未だ削除してない。まぁこれが原因というのもあるんでしょうが・・・

で、そういう間違い電話があると、いち販売店として、デルファイの経緯をおおまかに説明差し上げて、デルファイやその他の純正互換の安価なのを案内したりしてるんです。

電話10件のうち1件くらい、先方の思惑に近いモノがあったりして、買ってくれます。ありがたや。
電話10件のうち、1件くらい、よくわからない電話。だってうちホントにデルファイじゃないもん。

電話10件のうち、3件くらい、対応の可否・商品としての存在を確認したいらしく、なければしょうがない、あってもあぁそうですがでおしまい。私に聞くだけ聞いて、他で買ってるのかな?要るんだろうし。謎。
電話10件のうち、5件くらいが、”他所でデルファイの製品を買ったんだけど、合わない。”みたいな。これは私どもじゃなんともならない。買ったところにご相談下さい。と案内します。

販売店としてはこれくらいしかできません。すいません。

で、以下本題。
モノの買い方。

大抵の売り物は、どこでも買えます。安売りしてるトコもあるかもしれない。でも、安いにはそれ相応の理由もありましょう。というか、あって然るべき。

でも、売ったヒトには売った責任がついて回るべきだと思います。だから、買ってその商品についてのあれこれは、まずは売ったヒトに相談すべき、だと私は思ってます。

それが期待できる先で買うか、期待できない先で買うかは、買う人次第です。
大抵、おいしいトコだけは持って行けないよう、世の中はうまいことできてる。

逆に、売って、売るだけで何割か利益が得られるなら、物売りなんてイイ商売ですねぇ。
なにがコレに使える、等の選択等々、適材適所に案内する知識や技術、入手方法も、売る側が持っていて然るべきモノだし。それがないトコで買うなら、安いかも知れない。右から左で動かして得られる利益は少なくてもいいかもしれない。
あとは知らないんですが。その分買う側が研究しておいた方が得策。

でもモノの流通の妙で、量販するトコには、それ相応”仕切り”(仕入価格・掛け率)が安かったりして、安く売ることも出来たりする。
逆に、そのモノを熟知してるが、規模が小さくてそんな量販できないところは、”仕切り”が高いと。安売りなんかしとったら業務が成り立たない。

この無限ループ。私のトコなんか矮小な車屋なので、もう何ともなりませんわ。諦めてます。(ワラ)

だから私は量販安売店に多くは求めませんので。 指名買いでイきます故。商品説明もアドバイスも求めません。ヘタに訊くと向こうが売りたいモノを勧められますので。

1年くらい前かな?洗濯機がイかれて、こらまずいと。でも所詮独り身、されど独り身、洗濯物は着実に溜まってく。白物家電はなきゃ困る。こらまずいと洗濯機積める車で近場の量販店へゴーしました。

で、所詮独り身(ヒツコイ)、そこそこの大きさの適度のを見定めて、コレお持ち帰りで、と店員に言ったら、在庫がないと。じゃあ店頭のでもそれ相応義理果たしてくれればいいよ、と言ったら、店頭展示品はメーカーからの借り物で売り物ではありませんと。
じゃあ頼んだらいつ来るの?と訊いたら、1週間以上。持ち帰っても届けても値段は変わりませんと。壊れた洗濯機はかくかくしかじかの費用で引き取りますと。
お持ち帰りできるのはどれ?と訊いたら、大家族用のうすらデカイの、しかも数種しかない。
(各々の交渉ごと数分から十数分待たされたのは敢えて触れません。)

(えっと、不当要求じゃないと当社比。いや、彼の店にとっては不当要求かも。)

そんなん1週間も待ってたらパンツなくなる!(実話で深刻)

で、諦めて別の店に。

前の店にあった、狙ってたのと似たヤツがあったが、数千円高い。なんでかなと訊いたら、その店オリジナルのなんかあんま要らなそうな機能がついてるからの旨。そんなんいらんからフツーのは?と訊いたら、それは扱いがないと。値段合わせれる?それは無理と。
で、事情を話してすぐ欲しいと言ったら、在庫はないので持ち帰りは無理。でも早急に届くようなんとかしますと。
で、希望の色がどこぞの店か流通倉庫にあることを確認してくれて、それで宜しければ明日ご自宅にお届けしますと。壊れた洗濯機は引き取りますと、で、全部でこいだけで如何でしょうと。
(ここまで、大して待たせず流れるようにコトを運ばれてしまった。)

で、それ買いました。彼の思惑通り。
ちゃんと次の日ものは来ました。壊れた洗濯機積んで帰って行きました。

なんとかできないのかしないのか、する気もないのか、在庫も置きたくない、が前の店。
あとの店は妥協点でなんとかしつつも、店員の努力と段取りで事なきを得た。

これが売る人と店の技量かと。ってか、それができなきゃ店員は単なる店番に成り下がってしまう。毎回毎回どこぞへお伺い立てて右往左往、で結果なーもできん、と、出来る範囲でうまいこと段取り組んでうまいことやってしまうのと。
こうなってくると、値段じゃないし。イヤ実際、あとの店のにいちゃん、出来る範囲でいい仕事してくれましたよ。

モノの買い方売り方はせめてかくあるべきかなぁと。 こうなってくると、同じもの近似なものでも、数千円の差なんて瑣末ですよ。その差は誰が為し得てるかって、そりゃ店員、というか、営業のヒトが為し得た差です。

物売りはかくあるべきと。
私は、営業マンとしては最低の部類と巷で揶揄されてますが、いい勉強させて頂きました。

安いでモノ売ってるうちは、まだ誰でも出来ますよ、きっと。

Share

Leave a Reply