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所詮電池、なんでもいいっちゃあなんでもいいんでしょうが・・・


いや、よくない。(爆)
アイドリングストップ車だったりしたら全然よかない!

バッテリー、それはいつも儚い。一つのバッテリーは一瞬のうちに上がる運命を自ら持っている。それでも人々はバッテリーを使う。限りない寿命と耐久性を追い続ける。それが人間なのである。次にバッテリーを上げるのは、あなたかも知れない。

は、ドーデモイイですね。

バッテリーは、いつかは上がるモノです。純正品とか、2年以上保てばいいんじゃないかなぁ?それ以上使えたら、儲けが出てると思ってもいいと勝手に思ってますが・・・(暴言?)
(イヤ多分、純正品って大人の大人気ない事情で、大人の間の暗黙の了解があるんじゃないかなぁ?だって弊店扱いの社外バッテリー、そんな早くに逝かないもん。)

バッテリー上がりは、自然に起こる場合は、大抵、外気温が変動したとき、季節の変わり目で気温が変化したときとか、使用状況が変わったとき、例えば、毎日乗ってたクルマが偶々数日乗らなかった、とか、そういうときに起こることが多いです。
もちろん、例外もあります。人為的な原因(ルームランプつけっぱなし等々)でも上がりますし、普段アンマ使わない電装品が常時消耗してて、で、乗らないで居る間、常にバッテリーを苛めて、バッテリーの疲弊を促進する場合もあります。

その苛め方で、上がり方その後の症状も多種多様になります。例えば、電球の消し忘れで、一桁A(アンペア)くらいをずーっと消耗し続けたのと、数百mA(ミリアンペア)でジワジワ苛めたのとで、症状の出方が違ったりします。

(経験則、前者は、軽微なバッテリー上がりに至って、(チト高級な)充電器で充電等施すと、概ね復活、実用の役を為すようになる場合もある(もちろん度重なってバッテリー上げると逝去しますけども)。後者だと、非常に難解な症状を示し、充電したり後述のバッテリーテスター等で見ると、”異常なし”に充電できたりする。で、実用上差し支えナイレベルに復活したように見えて、ヨカッタネと思いきや、毎日乗ってればいいけど、数日放置すると完膚無きまで上がってしまうとか・・・バッテリーのゾンビ化(と勝手に言ってますが)の一種のような症状を現すこともある。)

バッテリーテスターなるもの、弊店にもありますが、(捨てました。役立たずなんで。)それで全てが読めるかといえば、そうでもない。基本、バッテリーテスターで換えろと出たからってんで換えてたら、弊店儲かってしょうがない(爆)。いや、最近の最新鋭某テスター等はかなり信憑性高いらしいですが、お値段も高いので、弊店では導入を躊躇してます。一体何個バッテリー売ったら元引けるのよ?

で、バッテリーは疲弊していきます。
新品の時の性能を100%とすると、年々それが10%位ずつ?減少していく気がします。
1回バッテリーを上げると、充電したとしても、一気に20%位減少します。
で、50%を切るくらいで、場合によって、セルモーター廻せずの始動不能に陥ります。

なので、上げたら交換、が確実でいいと思います。

充電したり、ナンか皆様お好きな小手技を施すと、一見50%を上回るくらいに復活しますが、所詮、その程度です。(個人的にその状況を、バッテリーのゾンビ化と呼んでます。)
その辺で維持できてればヨシ、ならばいいですが、電圧が不安定だったりして、希に電装品がヘンな挙動したり(そう、最近の車は電気時掛けがヤヤコスィので、電圧が不安定だと、イミフな症状を現すこと、アリマス。不定期に時計がリセットされたり。焦るのは電子制御 オートマチックトランスミッションが不定期に変な変速したりする。大抵バッテリーを真っ当なモノに換えると再現しなくなったりします。ゾンビ化の影響では ないかと思ってます。それくらいならまだいいが、パワーウィンドウをCanBus でコントロールしてるのだと、突然パワーウィンドウが数センチずつしか動かなくなったり。あ、自動変速が電動の、そう、PSAのセンソドライブは、バッテリー上がるとリセットが必要だったりします。(知らなかったから焦ったよ。)なので、ソウイウノに身に覚えのある方は、お早めに換えるがヨロシと思うのですよ。)(だからアーシングすりゃ直るってもんじゃないですそれ根本的解決じゃないです。アーシングごときですっげ変わるってのは、なんかヲカシイ場合が多い)。結局南極オルタネーター(発電機)に負担を掛けたりしてますので、ゾンビ化して始動こそできたとはいえ、健康ではない。遅かれ早かれ換えないとダメ、ゾンビなウチに換えておくべきだと思います。

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最新鋭を誇るバルスパルス充電器でも、バッテリー自体が進化した訳じゃないので、若干イイカモだけども完璧になる訳じゃないですよ。

で、アイドリングストップ車だと・・・
セルモーターというのは車の電装品のなかで、最大最強に電気食いです。トんでもないほどのアンペア数要る。それを頻繁に廻すもんだから、バッテリーはがばっと電気喰われて頑張って充電してを繰り返す。普通のバッテリーじゃ疲弊が進んで、保たないらしく・・・
回避するには、2~3年ごとの交換が必須という話しもある・・・
で、それ対応のバッテリー、AGMと呼ばれますが、ちとお高価い・・・
あーんど、アイドリングストップ車は、車側がバッテリーの状態を逐次管理してるので、規格外(AGM指定の車にフツーのバッテリー積む等)なコトすると、アイドリングストップしないくらいならまだいいけど、なんか他のエラーが出ての弊害を招かないとは言えない、そもそも保たない例もあるので、ダメだと思います。お勧めはしません。だって規格外だもの。
(昔シランくて、ってかオーナーさんと共謀の確信犯で、アイドリングストップ車に非AGM積んだことあるんですが、想定より早くバッテリー逝ったモンなぁ。やっぱ正しいモノを正しく使わないと保たないんですよ。)

まぁ、そういうもの、なので、アイドリングストップがあってもなくても、詰まるところ、数年使ったら、儲けが出たなぁと思ったら、上がったら、サクサク交換しておくのが、出先で立ち往生を予防するのに得策、だと思います。

でも・・・

弊店、通常、バッテリーは在庫してません。

なんでかって?バッテリーは生モノだと思ってるんです。

補充電してればともかく、バッテリーそのまま置いておいたって消耗は進んでいきます。車載してれば、マメに乗ってれば、適宜充電されるので保ちますが、充電せず長期在庫してたバッテリーって、大抵保たない、気がする。

在庫してる間に数か月とか経っちゃうと、モッタイナイもん。

量販店とかでバカスカ売れてればいいんでしょうが・・・
(じゃあ量販店でも欧州車用のバッテリーがそんな勢いで売れてるとも思えないんですけどもね。)

なので、必要に応じて問屋さんから単品で取り寄せて、すぐ使う(後述の、問屋さんの出荷前の点検を経てほどなく取り付ける)という形式で臨んでおります。
(最近は必要に応じて若干数のみ在庫して、その場合は使う段になって初期充電と点検を行って交換しています。その辺の時間の猶予はちょうだいね。)

そう、バッテリーは、その辺の品質管理が難しい。
なにせ、電解水の中に電極が沈んでいて電気を蓄えるモノだから、だからといってイイのかどうかではあるが、不良品というかモノによってばらつきは避けられないらしく。
それを避けるために、せめてもの初期充電と点検はしておきたい。
(安価なモノ無名メーカーのモノは、その辺を行ってないから寿命が短いとか、そういう説もあります。)

で、このロジックに基づいて、早幾星霜、意外と意味不明なバッテリー上がりは防げてる、長寿命化も為し得てると、経験則で私はそう思ってます(知らないヒトでそもそも私を疑って掛かってる方には、信じては貰えないカモ、そういうヒトに懇切丁寧説明するのは無益だと思ってますので読まないでよいってかそゆ人は読んでないだろうだけども。)。

で、こと、バッテリー。

しばらく前に、原材料費が高騰した煽りを受けて、めきめき値上がりしたのも一段落ついてきて、今は割と平常な価格になってきた気がします。その後、為替状況の悪化、日本円ダラ安で、また上がったりしました。
その頃、それ以前は、所詮電池なんでもいいだろ、で、メーカー問わず良さそうなモノで安価に提供できるモノ、分かりやすく言えばアジア製、を選んで使っていました。

が、最近になって、色々弊店とお取引いただけるという奇特な(?)問屋さんも増えて・・・

気が付いたら、台湾韓国等アジア諸国の無名ブランドのものと、大差ない価格で有名メーカーのバッテリーをご使用いただけるようになりました。

AC-Delco バッテリー

メンテナンスフリーのタイプ、ルノーのトゥインゴやフィアットパンダ辺りに使うヤツでも2万円ちょいくらい。2Lクラスのクルマに使うヤツでも2.5万円ちょいくらいで入手できます。(時価です。その辺ご信用いただけないのであれば、こんな駄文なぞ読んでるヒマがあったら、他の買うべきところに相談してください。)
多分、前述のテキトーな安売りなヤツとは勝負にならないでしょうが、有名メーカーの割には”を?”と思うくらいの価格です。他の著名メーカーよりはきっと安いし。もしかしたら量販店と大きな差はないくらいの販売価格かもですが、安価いのお探しなら通販か量販店でいいんじゃないっすかね?(はなほじ)

でも昔は、初期不良が多発して敬遠された時期もありました。
それを踏まえて、現在は問屋さんが入荷時出荷時の再充電と点検を徹底して、よっぽど初期不良は少なくなってきてるみたいです。(実際弊店では現況皆無。)

で、そいだけ安定してきて、モノに依っちゃ量販店より安い場合もあるかも・・・

という感じで、弊店ではAC-Delcoのバッテリーをお勧めしております。

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完膚無きまで上がりきったバッテリーと、交換するAC-Delcoのバッテリー、1つは賑やかしで居る他の車用に取り寄せたバッテリー。
このコを積んで、ステー締め付けて、端子を磨いて嵌めて締め付けて、充電量とか確認して、交換作業完了。

VARTAのバッテリーも入手可能なのです。欧州製韓国製どっちも。でもなんかミョーにイイ値段してて、、、その後、欧州VARTAが上述デルコに近い価格で販売できるようにはなった(即ち韓国VARTAの立つ瀬がなくなった)のです。
そして最近は、FIAMMも、同等価格で販売できるモノも増えました。

が、未だ過去の経験則に基づく安心感で、やっぱしデルコがイイかなぁ?と思ってます。

で、問題は、アイドリングストップ車。
考えるに容易く、セルモーターを頻繁に廻す即ち、バッテリーをすっごいく苛める。
なので、それに対応した、AGMと呼ばれるバッテリーじゃないと、保たないらしい。
(アイドリングストップ車に従前のバッテリーを積んだことがないので、どのくらい保たないかはワカラナイですが、折角その機能がついてるなら、それ対応のモノを選ぶのが、スジだと思う。)

じゃあ先述のAC-Delcoがいいのかなぁってば、なんだか、すんごいく高価いので、、、って問屋さんが価格表くれない。(爆)

よって・・・
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VARTA製、AGMバッテリー。

VARTA製、ドイツVARTAと韓国VARTAがあって、韓国製がチト安価い。独製はいいお値段だけど保証が付いてるらしい。だがその保証規定は先方の用意した条項な訳だし・・・
私的には韓国VARTAでイイかなぁと。だったのが、改めて欧州VARTAがお手頃な価格で手にはいるようにはなったけども、まだやっぱしいいおねだん。

そいでも高価いから、その場合はBannerのAGMバッテリー。比較的安価。
聞いたことないメーカーだけども、オーストリアのメーカーで、いろんな自動車メーカーにOEM供給してるらしい。まぁ、多くを求めたってバッテリーなので、Bannerで充分だと思うし。

だが、VARTA,BANNER,円安のあおりを受けて、結構イイ値段になっちゃった。

なので、値段最優先の方(もちろん基本性能担保した上で)には、FIAMMのAGMバッテリーが、若干お手頃なので、等にご指定いただかなければ、まぁFIAMMでイイかなぁ、と思っております。

FIAMM、イタリアのメーカー。日本では30~40年前にエアーホーンで有名でしたが、本業はバッテリーらしく。で、イタフラ車の生産時に積んでるので、純正品でよくそのロゴ見ます。

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ルノートゥインゴ3、0.9TCe LHDMT車、純正バッテリーからFIAMMバッテリーに積み替え中。あっどっちもFIAMMだ。(爆)

そう、漠然と換えてヨシって訳にはいかない時代なんですよ。

ても、実は端子の接触が悪くて本来の性能を果たせなかったり、バッテリー上がりの原因はバッテリーではなくてオルタネーター(発電器)の問題でちゃんと充電してなかったり・・・
イカれ方も、電圧出てないとか電圧出過ぎとか、電流が足らないとか、色々ありますので、その辺の確認もしておいた方がいいですよぅ。
折角換えたバッテリーいきなし逝からかしても、モターイナイですしね。

その辺りは、このあたりにすっげオーマカに書いてますので、ご参考ください。

で、最近のバッテリーは、突然逝去するのが多いので、多少でも兆候が出てきてたり、使用期間が3~4年以上であれば、心配なら換えておいた方がいいですよぅ。

ま、バッテリー上がりのリスクを覚悟していただけているなら、敢えて止めませんし。

という感じで、どうぞご検討ください。

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