【番外編】祝! 東京モーターショー開幕 毎日1ネタずつ紹介します。

本日12月3日から一般公開した「東京モーターショー」。24年ぶりに開催地が東京に戻りましたね。今回は「世界はクルマで変えられる」をテーマに環境、安全、エネルギーなどの問題を各カーメーカー、部品メーカーなどがどのような解決を与えるのか、そんなところが見どころだったりします。で、じつは1、2日とすでに東京モーターショーを観てきた僕。その経験を伝えないのはもったいない、ということで、開催期間9日間、毎日1ネタずつアップします。とはいえ、いつものような濃厚な記事じゃありません。あまり気負わず、ライトに書きますんで「へー、そんなのもあるのね」的な感じでお付き合いいただければと思います。「これから行くよー」な人の参考にもなれば、なおよろし。

さて、1回目は何にしましょうかね。やっぱルノーでしょうか。ルノーはご存知のとおり傘下に収めたグループ会社を含めるとヨーロッパ最大規模を誇るカーメーカーなわけですが、日本では「ニッチを狙う!」と公言してはばからないユニークなメーカーでもあり、最近では「FTS(Frenchtouch Trendy Sports)」なんて販売戦略を取っていますね。まぁ、フレンチっぽいおしゃれでほんわかした方向性とレーシングテクノロジーを投入したホットなモデルを提案する2つのラインで攻めていきましょうという感じでしょうか。
そんなルノーブースには、ウィンド・ゴルディーニ、メガーヌ・グラスルーフ・カブリオなど、おなじみのクルマが出展されていました。なかでもいちばんの“推しルノー”がこの「キャプチャー」でしょう。
キャプチャーは1.6リッターdCi(もしくはエナジーdCi130)をベースに新開発されたツインターボエンジンで、22インチのタイヤが目を引きます。シート座面には大胆にも細いロープで構成されているのがおもしろいですね。デザイナーはフリオ・ロザーノ。「筋肉質でエネルギッシュなスプリンターをイメージした」らしいですよ。エンジンスペックは最高出力118kW(160ps)で、最大トルク380Nmは最小1,750rpmから発生。2ペダルクラッチのEDCギアボックスとの組みあわせでCO2排出量99g/kmと、環境性能についても優秀な数字を記録しています。
もうひとつは「カングー・イマージュ」。一見、日本仕様のBeBopですが、BeBopの外装と内装を装着した普通のカングーと言った方がいいでしょうね。ま、カングーがBeBopのいいとこ取りした感じ。いや、まぁ、いいんですよ。こういう手法も大きく売っていくには必要でしょう。ただ、ちょっと、ね。「なんだ、合体させただけか」と思わなくもないです。
あ、そうそう。ルノーブースはお姉ちゃんだけ撮るの、NGです。僕じゃないですが、いっしょに行った方が「人物だけはご遠慮ください」と言われたらしい。僕が言われたんじゃないですからね、ほんとに。

TEXT&PHOTO/Morita Eiichi

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