総括 | 同時多発テロの対策と収束・しょの2

自己批判の末、果敢に無慈悲に総括しましたよのさ。

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今回のお題は、この車。RENAULT 5 GTX Cabriolet。

走行距離も10万キロを超え、幌は完膚無きまでに糸冬了して、外装も塗装の劣化錆バンパー割れ等々多々、そのまま放置されて久しい車。満身創痍とはこのことなり。
誰もが、この車、ドースルノ?と訝しがる状態。
(ご覧になった方はご納得いただけるでしょうねぇ。ってか、上の画像見ただけで萌えただけのヒトは現物見ると愕然としますね。それは現物見たことがある人にしか分からない。そう、クルマって磨いて掃除して写真撮っちゃうと、写真だけなら、どーにかカッコがつくもんだ♪(c)クレイジーキャッツ、なのでね。)

だが最大の問題は、カブリオレであるということ。
ベルギーのコーチビルダー、EBSが、ルノーサンクをカブリオレに架装したうちの1台、総生産台数は分からないが、1,400台といわれてる。だいたいそんなもんじゃないのかなぁ?日本に来たのは、推定数台と言われているが、いや、もしかしたら、たぶん、国内現存はこの現車1台のみなのかもしれない。いや、たぶんコレ一台らしく。(調べようがないので調べたことはないですが。ググッたくらいで調べたとは言わないしねぇ。)

が、2014年に至り、齢24歳、程なく25歳。過去二十有余年、さほどだいじにされていた訳ではないらしく、満身創痍。普通のGTXだったら、お役御免したくなる。
まぁ、そうだよねぇ。ヨンさまも横サンクも、さほど高価な希少な車じゃない。屋根下に置いて大切にして貰えるなんてこともないし、車齢10年越え以降の過去10年くらいは、ボロいから安いから買えるからで買われて大して手も入れて貰えず、動けばヨシ。テケトーに乗れればヨシ、真剣に維持する気なぞ皆無、致命的になったら、ポポポイのポイ、白黒抹茶小豆コーヒーゆずサクラ、色がいいなら買ってみな♪的な扱いされてきたんだから・・・
そこで一体どいだけのイイクルマが荼毘に付されてきたことか・・・
そこを越えて生き残って、現在ここに居てくれる。それだけでもめっけもんって話もありますけども・・・

しかも、カブリオレかぁ・・・
かなーりレアもんだよなぁ。捨てちゃダメだよなぁ。ルノヲタ(ルノーオタクの略)としては、走らせてやりたいよなぁ。。。
だからって売れてないオーナーのイナイ車に手をかけるほど、私共お金も暇もないしなぁ・・・
(悲しい中古車屋の現実。そう、博物館美術館じゃないんだから、綺麗に仕上げても、見せてお金貰える訳じゃない、売れなきゃ意味がない。基本、商売目的、それが、車屋なんですよ。)

と、逡巡して、幾有余年・・・その間に、興味本位ヒヤカシ物見遊山で本気になっていただけない方の好奇の目に晒されて・・・
イイナイイナ言うだけでお手々後ろなのは、私を代表して皆一緒、ナカーマ!ッテコトですね。。。(寂)

だってそりゃそうだ、幌も外装も、機関系も、過去なにもしていない。幌はテケトーにガムテープ(嗤)で補修されるのみ、外装も塗装が割れようがバンパーが割れようがシッタコトカ、な状態で放置されていたわけだから。
これは一見、粗悪車だ。みてくれだけホスィヒトは手を出さないだろう。
まぁそれでいいんですけども。その分、本気の人のみが臨める聖域なんだから・・・そういう所に納めないと、種の保存は不可能であるノデ・・・

であったのが・・・

やっと、コレを直して乗ると言っていただける好事家が現れたので・・・
(神ですよネ申、大切なことなのでもう一度言います、ネ 申 で  す 。 )

さて、となったら、やらねばならぬ。
百里の基地は航空自衛隊、私は基地外。ちがうって、いや当たってるか、違う、正しくは、百里の道も一歩から。
と、スタートしたのが2014年10月。

そう、売るの買うの机上のお話しは誰でも出来て、そんなんは本題にすらならないんです。銭勘定より実務の方現物の方が重要なのでね。
(だから高価いの安価いののみに拘泥する方は大抵現物をろくすっぽ見ずに、まぁせいぜい液晶画面上だけで、辛うじて買える安価いのに色めき立って、いざ値段相応な現物に対峙してムハー言って狼狽え、そこに手を変え品を換え手をかけるコストに狼狽し、その価値を認めれず、手も変えず品も換えず為す術なく高木ブーのように立ちつくしてLet It Be、あるがママされるがパパにして、結果、カッコだけ愛でるのみで、クルマを潰すンダよねぇ。)

クルマは机上の論理で動いてるんじゃない、現車が動いてるんだっ!

ってったって、あくまで納車整備、全て新車同様にしようとしたら、そんなん新車より高価なクルマになってしまう。この場合はあくまで車検取得、公道復帰できて、最小限見苦しくない範囲までの予算で臨まなくてはならない。
それ以上のクオリティを要求されるなら、それ為し得た以降に、そう、公道復帰を為し得た以降に、追ってお好みで為していただければいいと思う。車は公道でフツーに乗れなきゃ意味がないのでね。

さてさて、粛々と臨みますよ。(あー先が長いなぁ。)

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逝かれて換える燃料ポンプ、純正標準品は供給終了してるらしく、純正他車用を流用細工して交換。
と、欧州仕様ナンバー灯。この際だからアノ見苦しい極東の島国用ナンバー灯を撤去して、欧州仕様の本来の姿に戻そうかと。(いや極東の島国の標板(敢えて)を付けざるを得ないトコロから既に本来の姿ではないという説もあるが、ナシじゃ乗っちゃダメなので、ヤムナシ。)

フューエルインジェクター、新品は国内在庫なしで、すぐに手に入らなかったので、中古で換えました。(画像撮り忘れ)

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ガソリン給油しても燃料計が振らない。フューエルタンクユニット固着しとらっせる。新品が供給終了の噂があった。こりゃ燃料計不動もヤムナシかと狼狽えていたら、徳島のルノーの有名店さんの倉庫に一個アッタ。前述のインジェクター中古とイッショに送って貰った。次壱で買ったら垢抜けた♪四国の菱乗りは是非次壱へ♪[CM]

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フィルター類はとりま換えますよね。エアーフィルターと燃料フィルター。エンジンオイルのフィルターも当然交換。基本的消耗品ナノデ。

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ロワアームボールジョイント、タイロッドエンドも、傷んでたから換えますよねぇ・・・RUVILLE製だから若干安いが。

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タイミングベルトウォーターポンプ/サーモスタットも交換、SNR/Valeo/Magneti Marelliで臨む。過去の交換履歴は不明なので、これから乗るなら換えておいた方がイイでしょう。当然クーラントはAC-Delco DEX-COOLで換えるし。

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外側のアクセサリーベルトは国産汎用品で換えるし。なぜなら、現車は栄えある今はなきユニクラ謹製エアコン(但し、あてにならない)がついている。なので、ベルトは国産汎用品。現物合わせで探して換える♪

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画像じゃなにがなんだかわからんすが、クラッチフォークのブーツも崩壊してたので換えますよ。

汁物(油類)も全部換えますよ。エンジンオイルはYACCO VX-500、ミッションオイルはBVX-600、ブレーキフルードは75R、前述のタンクユニット交換後の動作試験漏れチェックでハイオク満タンにして、YACCO NETTOYANT(インジェクタークリーナー)添加で奴責め♪

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ディストリビュターキャップとローターのセットも換えるし、スパークプラグも換える。(画像では他車用のプラグもイッショに写ってますけども。)
プラグコードは、永井電子のがついてるので、そのまま使いましょ♪

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ワイパーブレードも容赦なく無慈悲に換える。現車はなんか面妖なワイパーアームがついていて素直に換わらないが、細工して換える。どっかに一般的なサンクのワイパーアームないかなぁ?

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バッテリー
も問答無用で換える。実は換えた当初に写真撮りそびれて、この画像は概ねの工程が終わったときに撮ってますよ。

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崩壊したルームランプ、メルトダウン(お約束)したブロワファンスイッチも換える換える。
ってつもりで取ったら、ルームランプは微妙にサイズ違って、合うヤツは手に入らない。なので、現車の穴を削って細工して着けて、ブロワファンスイッチは、外してみたらエアコンパネル自体が逝去してる。新品は手に入らない。で、先述の次壱さんから中古を譲って貰って・・・次壱で買ったら垢抜けた♪四国の菱乗りは是非次壱へ♪[CM]
だがそれも一部割れてたりする・・・

崩壊した樹脂部品、そう、プラッチックは旧くなると、割れて砕けて土に還ろうとします。それが自然の摂理。本当は交換が最良策。
だが、もう入手が難しいところが多いので、様々な接着剤パテ等を駆使して再生を企てたり・・・
メーター上バイザーやらサンバイザーやらエアコンのコントロールパネルやら・・・いろんなトコ、頑張りましたさ。
そう、ルノー純正部品ですらそうなんだから、EBS製の部分の部品の入手は完膚無きまで絶望的なので・・・なんとかあるものを生かしてなんとかする。
そういう細工を、只だと言われたら請け負う気はしない、自分でやりゃーせだが、相応の予算を頂けるなら、そりゃナントカせざるを得まい。それが請負仕事、ということ。

ってか、そう、写真撮ったりしてないけど、あらゆるところ、イロイロ換えてイロイロ手練手管加えて細工して加工してツバつけて撫でて触って知恵を絞って、ともかく、イロイロするんですよ。列挙しだしたらキリがない枚挙に暇がないそんな暇でもないのでので割愛するのですがすが・・・

そいでもまだ完璧になってるわけでもなく・・・
若干排気漏れぽい排気音がそこはかとなく。見た限り明白にココが漏れてるって感じの所は確定できないけども、見えない上面とかに錆等によるピンホール(小穴)があいてるのかも?経過観察かなぁ・・・使えるところまで使って、お手頃価格で入手できるBOSAL製マフラーに換えしまったほうが、ヘタに足掻くより確実だと思うし。
各窓のレギュレーター(窓を上下させる装置)が、EBS謹製かルノー純正を加工したモノか、よくわからない面妖な方法でピラーレスを為し得るようにしてあるのだが、これが面妖すぎて散々やってもイイ位置に来ない。だいたいな所までは合わせたが、まだ重いとか若干ずれてるとか、うーん不可避だ・・・困ったけど為す術ないなぁ。。。

まだまだ、きっとモグラ叩きのようにいろんなコトが起こると思う。それが旧い車なんだから。まずは公道復帰、それを目的として、粛々と進めて、その先は長期戦もやむなし、だと思う。
撃ちてし止まむ、欲しがりません勝つまでは。まずは目指せ公道復帰!

ハーサキガナガイナァ。

この辺でやっと気づく。イイイイ愛でてるの言うだけは誰でも出来るが、愛でる価値あるものを創る維持するには相応の覚悟が要る。だが、覚悟があったって、換えるべきものが手に入らなきゃなんともならなくなる。ヨンさまも横サンクも、今ならマダなんとかなるが、数年後になったら、部品供給も途絶え、状況は過酷になるだろう。
現在既に縦サンクが絶讃なんともならない状態、なわけだから。今ボッソい縦サンクを仕上げようと思ったら、きっとどえらい思いを強いられ、多大な出費や労力を必要とする。今フツーに走ってる、今真っ当な縦サンクは、まだまだ生きながらえれるだろう。

だから、この横サンクカブリオレを、今、起こせる(公道復帰を目論める)のは、ある意味ギリギリのタイミングだったんだろうなぁ。

だから、それらのクルマをホンキで愛でるホンキの方は、出来るうちに腹一杯やっておくのがイイと思いますよ。そうすれば、当分愛でていられます。ドヤ顔できます。そうでなければ、程なく潰すことになりますので。それをドヤ顔されたって、ドーヨって話ですので。

さてさて・・・

こうなってくると、瑣末なことではあるが、(オーナーさんが将来的に換える前提なので。)暫定版でCD/AM/FMカーステレオ着けて音楽聴けるようにしようとしたりもするのだが、ナニセこの車は新車時に、ラジオアンテナを装着する想定がなされていない(瀧汗)。で、後付のアンテナの残骸が残ってる。繋いでみたら、電波の強いラジオ局は拾うので、まぁヨシとしておこうか・・・CD聴ければイイヨネ。
あぁそうだ、ついでに、ETC取り付けてなど・・・
そんなんは、自動車本体と比べるとあまりに瑣末で、いつでも出来るオマケみたいなもので・・・そこに拘泥するのは他にやることがなくなってからでイイ。別に今やらな困るもんでもない。
フロアマットは、中古の当時ものhebuが、次壱さんより譲っていただけたので、とりまこれを使っていただきます。次壱で買ったら垢抜けた♪四国の菱乗りは是非次壱へ♪[CM]
タイヤが終わってますなぁ。が、そこまで予算勘案してなかったので、とりま、棚上げ。新オーナーさま何卒っ!早いウチに換えるのをお勧めしますよっ!

さぁここまでやって、なんとか人並みに動けて車検取れるようになったら・・・
乗ってみてまたダメ出ししてまたシノゴノ手を加えて・・・
そら、やりたいことはワンサカと出てくる。まぁ、車検取るには差し支えないし、現況異音がするとかグラングラン、実用に差し支えるってわけじゃないから・・・とりま、棚上げ。
(さてこの辺で、安ければ乗りたいって方の予算は遙かにオーバーしてますのですよ。)

いやいや妥協は許されない部分もある。新オーナーさんからサンクGT-Turboのステアリングを2本(綺麗な方仕様)と、それ用のボスを1コ、但しウィンカーリターンの凸がナイのを預かった。ボス細工してウィンカーリターンするようにして取り付けて・・・あ、ヘッドライトをイエローバルブに換えてみたりなんかしちゃったりなんかしちゃって♪

さてさて・・・まだまだ続くっ!
(この辺までは通常の大古車の納車整備の範疇ですな。)

さてさて最大の懸念事項・・・
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朽ち果てた幌・・・というかビニール。二十有余年の風雨に耐えきれなくなり、縮み裂け破れ・・・リアのスクリーンなんか、もう、シロートもクロートもドーシロと?な状態。
そこいらテケトーに小手技(笑)で加修されてるのが、また詫び寂び・・・どころのサワギではない。見苦しい以外のなにものでもない。貧相どころのサワギではない。
というか、開閉する度に崩壊が進んでいくので、アンタッチャブルな状態。開閉しちゃいけない、開閉すると破壊が進行するカブリオレ。(意味不明)

この車、ベルギーのコーチビルダー、EBSが、普通のサンクをベースにして、殆ど手作り作った車なので、幌は部品として手に入るわけがない(会社が現存するのかどうかすら謎なので)。なので、ワンオフで単品製作、布で作るしかない。幌屋さんの腕に頼るしかない。当然、幌屋さんには、前例がない過去やったことがない案件だから、相当な経験技術が必要とされる。

そう、潔く、張り替える。高いの安いのはこの際言ってるバヤイではない。貧相さをドヤ顔で謳う気はない。カッコワルイジャン。

だってオーナーさんがその気本気なんだもん。その分賄えるくらいの予算を与えてくれるんだもん。
そんな蛮行を、その気xxx(ミステイク)にさせちゃいけない。
安価ければ買えるので乗りたいなんてアマーイ、ツマンナーイ考えじゃないんだもん。
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で、こうなる。綺麗さっぱり、開閉できるように。ってアタリマエだろって思うでしょうが・・・
で、そういう覚悟がある方のみ、選べる範囲で色とか選べる。今回は内装のグレーに合わせてグレーの布で張り直した。
特に指定しなかったんだけども、布二枚のみで構成されている。リアスクリーンの上、角の部分でしか継いでいない。それがどんだけムツカスィものかは推測の域を出ないが、タブン、難しいんだろう。いや、スゴい技術なんだと思う。職人さんが病気でしばらく作業が中断してても、いやこりゃ頼んでヨカッタ、という逸品。
(さてこの辺で、安ければ買えるので乗りたいって方の予算はハルーカにオーバーしてますよ。)

さて次に、ドンガラ(ボディ)に移る。
各部、塗装の劣化、割れ、錆が著しい。もう見るからに散々無惨。このまま乗るには忍びない。
幸いなことに、オーナーさんから、なんとかこなせるくらいの予算は頂けているので・・・

全塗装を敢行する。

(さてこの辺で、安ければ乗りたいって方の予算はハルーーカにオーバーしてますよ。既に弊店もオーナーさんから預かった予算をオーバーしかかってるくらいナノデ。だからそうなる気がしたから、安易に手が出せない車両価格にしておいたのに、甘かった。安価すぎた。読みが若干浅かった。チト後悔。カツカツだぉ。)

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全塗装する訳だから、色替えも視野に入れて。元色がソリッドの黒。略してソリ黒。当時は流行った色なんだが、今時となるとチトチガウカモ?VIPカーやミニバンではアルマイシ。だからって、オトナゲないヘンな色、すぐ飽きそうなコッパズカスィ派手な色にするのもドーカ?
でも、その辺はオーナーさんのお好みなので、私共がドウコウ言うコトじゃないんですが。。。
アドバイスとして、今回は修復目的、外側の見える部分のみ、エンジン降ろしたり内装全剥がししてフロントガラス取り外して気合い入れて塗るほどの予算ではない。だから、元色(元の色)と大幅に違う色で塗ると、ボンネット開けたりトランク開けたりする度に興醒めする。なので、同色系がイイと思いますよ。というアドバイス。
で、オーナーさん熟慮の結果、黒メタリック、ルノー純正色、ナクレブラック(Noir Nacre)で全塗装を敢行。
ノワールナクレ、200年代辺りまで、ルノースポール系とか高級車等に使われていた、気持ち茶色がかったグレーっぽい黒メタで、結構イイ雰囲気、なので、私共もオススメの色、でしたよのさ。ィイトオモウ。

なーんて色で悩んでるうちが花だった。各部、EBSがカブリオレ化した手法の、ある意味強引さに直面する。切った貼ったはまだいい。細部のチリ合わせが概ねパテ等で出来てるのは、塗膜剥がして見なきゃわからなかった。そうか塗膜の割れはその下のパテの浮きによる割れなのか・・・ホンキで臨むなら、その厚いパテを撤去してイチから作り直すべき。だが、今回はそこまでの予算はない。ので、概ねの線で、とりあえず全塗装然となるように・・・
バンパー等の割れ等も、バンパー自体を換える予算はないので、なんとか修復を試みるも、割れ目小傷をパテで塞いで、ヤスリでヤスったらバンパーが崩壊するってかパテよりそっちが先に削れてしまう。20年以上前の樹脂って怖いねぇ。なので、もう表面仕上げてしまって塗ってしまう・・・
概ね完璧はムリとしても、この後完璧を目指すにムダにならない範囲を目指して・・・

という感じで、概ね出来てきた、車検も取れた。私もう既に満タンのガソリン使い果たすくらい乗った。ダメ出しかねて、都合200km以上は乗った。
とはいえ、まだまだ完璧には程遠いかもしれない。なにしろそもそも新車時ですら、殆どワンオフ(一点物手作り)に近い工法で架装された車、なので、それが25年経過してて、なので、追々煮詰めが必要だとは思う。でも、公道復帰は為し得たし、イイネイイネ言われるだけの仕上がりには近くなったはず。いや、ドヤ顔して貰ってもイイカモ?なくらいまでには到達したと思ってます。(イヤ予算的にココまでで精一杯なんですけどもね。)

そろそろやっと納めれるかなぁ、が、2月上旬。都合4ヶ月がかりの総工程、でしたよのさ。

余談ですが、納車前に、前オーナーさまから頂いた、車載の書類を整理していたら、新車時の見積書と契約書があった。株式会社イセタンモーターズ 担当が、あ、あ、あのお方のサイン!?元館長!?(恐縮至極)
私まだ20代半ばの時に、美術館、数回伺ったし、半日くらい居座ったことありましたが、多分覚えていただけてないでしょうなぁ。

ルノーサンクカブリオレ、こりゃ、無碍にしちゃイカン車ですわ・・・

という感じで、久方ぶりの、同時多発テロへの対峙、デシタ。

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6 Responses to “総括 | 同時多発テロの対策と収束・しょの2”

  1. rallye より:

    先月、998Rで向かったときに見ました。整ってきてますねぇ。”5”。
    998Rは、水温高くて、すぐ名古屋高速で帰りました。
    マンセルだったかな?ウィリアムズホンダ時代にオーバーヒートで、
    我慢できずに、一人スタートした気分がわかる気がします。

    • エェエェ。なんとかしましたよぉ。

      サーキット走るよう、なので、街乗りには向かないでしょうねぇ。

  2. シバッチRS より:

    やたら長い、読むのに2日ぐらい掛かるほどの詳細なレポート
    に店主スズキ氏の「こだわりと思い入れ」をヒシヒシ(菱菱《》)
    と感じます。

  3. シバッチRS より:

    山口館長には藤沢のガッティーナさんでお会いする機会も
    ありますから、今度当時の記憶を尋ねてみようと思います。

    • サンクカブリオは覚えておいでかもですが、私のことは聞かない方がいいかもですよぅ。

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